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黒い溶岩台地とコバルトブルーの海がハワイ島のシンボル。海洋深層水は、この島のコナ沖水深1000mの深さから採水されている。
海に囲まれたハワイで、海の自然の恵みを使った自然療法(海洋療法=タラソテラピー)の施設がほとんどないのはなぜでしょう?
海洋療法とは、海水や海藻、海辺の気候や環境すべてを利用して心身のバランスを整える自然療法のこと。古くは古代ギリシャ時代からあったものですが、「海水」の治癒力を知っていた古代ギリシャ人や古代ローマ人は、健康のために海水浴を薦めていたといいます。
さかのぼること19世紀のフランスでは、すでに海洋療法の健康効果が医学的に立証されていました。海水はミネラルの宝庫と呼ばれるほどミネラルが豊富。また、海藻にはミネラルやアミノ酸、ビタミンがたくさん含まれています。
ハワイ島には海洋療法の施設は残念ながらありませんが、コナ沖の数千メートル下の海底から湧き上る海洋深層水の存在は、地元ハワイ島内でも驚かれるほど注目されています。
表層面に比べ、光がまったく届かない深海を流れる海洋深層水は、環境汚染の影響をまったく受けていないピュアな水。水深約1000メートル以上の深さから採水しているため、この深さの海水は海水の栄養素ミネラルがたっぷり蓄積されているのが大きな特徴です。
グリーンランド沖から2000年もの年月をかけて地球を巡ってきた海洋深層水。スピリチュアルな島、ハワイ島だからこそ生まれた「世界一美味しい水」といえそうです。
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